MasterDuel のサンダードラゴン

15時間ほどプレイしました。

デッキ選択の理由

最近のデッキはよくわからないし、最初の10パックで《雷電龍》が出たからです。カードが呼んでました。

一応、魔術師と鉄獣戦線とドラグマ関連は組むつもりで集めています。

構築について

《真竜皇V.F.D.》が生存しているので、それを意識した構築を考えています。 といってもお祈りガンマとワンチャンディノミスクスぐらいしかありませんが。 癖で《エフェクト・ヴェーラー》から生成してしまったけれど、《無限泡影》のほうが《真竜皇V.F.D.》的には良かったでしょう。

【エルドリッチ】もいるらしいので、それを考慮して《ツイン・ツイスター》です。 【電脳堺】の表無効にする永続魔法も割りたいから速攻魔法の《ツイン・ツイスター》です。

ゲームの特性としてサイドデッキがないので《アーティファクト-ロンギヌス》は完全に無視した構築です。 そのおかげで(個人的な感覚と比較して)ほとんど事故りません。 《太陽電池メン》入れようとしたらURでたまげました。

《増殖するG》はまだ生成できていないから入っていませんが、たぶん要らないのではと考えています。 あのカードはマッチで一回通ってワンキルされなければラッキーなレベルのカードなので。

構築難易度

メインのURは《封印の黄金櫃》くらいなので簡単だと思います。

「SRが余ったな~」と感じ始めたらすぐにでも組めるでしょう。

デッキパワー

正直Tier1のデッキには負けても仕方がないレベルのデッキパワーです。 でも"オンラインデュエルあるある"のプレミのおかげで奇跡的に捲れることはります(自分もプレミしまくる)。 《超雷龍》下で《炎舞-天璣》発動したり、《鉄獣戦線ナーベル》落としたり、《閃刀空域-エリアゼロ》で閃刀カード捲れちゃったりで負け確がひっくり返りました。 今日は結界像+リボルトの上からマリガンとディノミスクスで勝ちました

最終的には「プレミをしない方が勝ち」って感じなので【サンダードラゴン】が好きなら使うべきだと思います。 《超雷龍》《雷神龍の召喚演出でテンション上がること間違いなしです。

プレイングについて

もはや「暗黙知」化されてしまって、書こうと思ったけれどあまり出てきません。

コンセプトは「引き込む」なので、結構マリガンを多めに入れている気がします。 《超雷龍》+《バージェストマ・ディノミスクス》+《雷電龍》(墓地)+《雷劫龍》(手札)(先にあるほど優先順位が高い)を理想の先攻展開と考えて構築しています。 欲張って《原始生命態ニビル》食らうのは論外です。

《原始生命態ニビル》を食らって良いのは

  • 展開しなきゃ負けが確定している場合(この場合ゲームエンドする気で展開する)
  • 相手のリソースが少なく(手札が確定しているものを除いて残り1枚の場合など)、"デステニードロー"をされなければ負けない場合

の二つくらいです。 それ以外は戦闘と《雷神龍でアド差を広げつつ、毎ターン《雷龍融合》してリソースを回していればキル確定までもっていけます。

【サンダードラゴン】は打点が高いから、《雷神龍が残ってターンが返ってくるだけでニビル貫通のワンキル圏内です。

焦らずじっくり負け筋を潰していくのが大事。 マリガンのおかげで長期的な情報戦では絶対有利だから。

マスターデュエルについて

演出については、モダンなカードゲームの技法を取り入れていて高いユーザー体験を実現していると思います。 派手な演出はユーザーの興奮を高める一方で、紙でぺちぺちやっていたユーザーとしてはテンポが悪く感じる部分もあるのが残念です。 ただ召喚するだけの動作で溜めてからフィールドに叩きつけるのは少し冗長であると感じます。 長考があったデュエルとはいえ、たった4ターンのやり取りで15分もかかるのは良いユーザー体験とは言えないでしょう。 もっとサクサク進めたいユーザーのためのオプションの実装などが望まれますね。

チェーン確認のオプションも改善の余地があると思います。 伏せカードが悟られないようにするために、発動できるカードがなくても優先権の移ったタイミングでフィールドを確認できるようにしてほしいです。 あえて長考することで相手にブラフのプレッシャーを強く与えるというプレイングが存在するからです。 フィールドにモンスターが出た瞬間にタイムラグが発生したら《無限泡影》が透けるというのはカードゲームとして避けなければならないでしょう。

ガバリプレイ

「二人ともガバリすぎたからOKか」

動画内に解説をいれるか迷いましたが、一時停止して読むような詳しい解説を入れるのは動画的に良くないと思いやめました。

vs【鉄獣戦線】

《サンダー・ドラゴン》を2枚引いている上に《烈風の結界像》を出されて敗色濃厚ですが、運良く《封印の黄金櫃》も引いているためマリガンでワンチャン狙います。

マリガンが成功して《孤高除獣》と《闇の誘惑》《雷電龍》のセットを引くことができました。さらに《闇の誘惑》で《バージェストマ・ディノミスクス》も引けてワンチャン生まれました。《雷電龍》のサーチ先は先の展開が読めなかったので《雷獣龍》にしましたが、《鉄獣の抗戦》読みができていれば《雷源龍》のほうが良かったかもしれません。結果的にこの《雷獣龍》が次のターン活躍するため"運"が良かったです。

《灰流うらら》と《バージェストマ・ディノミスクス》はライフが残るように使い、ターンが返ってきたので「サンダー・ドラゴン」たちで蹂躙してほぼ勝ち確です。捲られてもライフがあればまた超雷雷神が成立するからですね。

しかし、操作をミスって《鉄獣戦線 キット》召喚時に発動権を得られませんでした。ここで相手にワンチャン生まれたのですが、相手が再度ミスってサレンダーしました。《超雷龍》を除外されていたら負けてました。

vs【鉄獣戦線】

ドライバーを引いているので最初からマリガン狙いで動かします。運良く《闇の誘惑》で《雷獣龍》が引けたのでマリガンできますね。 そこに《増殖するG》が飛んできました。ガンマチャンスですが、ここで致命的ミス。 誤ってマウスの右ボタンをクリックしてしまったため《増殖するG》が通ってしまいました。 マリガンにも失敗してもう滅茶苦茶です。

相手は【十二鉄獣】で《戦華盟将-双龍》と《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》で更地にされてしまいますが、相手がチェーン順序をミスったため《鉄獣の抗戦》は防ぐことができました。 たぶん《天霆號アーゼウス》を置かれてたらブラフの《雷龍融合》も吹っ飛んでたんで負けてました。

返しに《雷龍融合》しますが当然《戦華盟将-双龍》でバウンスされます。ここで相手が《原始生命態ニビル》を持ってたことが判明したため、初ターンでガンマしていたら直撃していたかもしれません。負け確ですがブラフを置いて返します。

するとブラフにビビったのかミスったのか、そのまま殴れば勝ちな場面で《鉄獣戦線 ケラス》が出てきたため、《PSYフレームギア・γ》で叩き落して延命します。

ターンが返ってきたので墓地リソースを消費して《戦華盟将-双龍》を使わせます。コストに《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》を選ばれてたら危なかったです。

トップで引いた《バージェストマ・ディノミスクス》で延命します。

トップが《雷電龍》で墓地には《雷龍融合》、相手のリソースは場の《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》のみ。頭を回転させて《超雷龍》+3000超打点の成立を狙います。私が導き出した方法は動画の通り。 相手のリソースを枯らしたので《雷神龍で蓋をします。《天雷震龍》も添えれば安心ですね。

返し再び操作をミスって召喚時の発動権を逃します(オートにすれば良い話だが発動したくもないタイミングで《灰流うらら》等が反応して手札ばれするのを防ぎたい)。しかしながら、《雷神龍2発で構えていたため相手に反撃のチャンスはありませんでした。

vs【鉄獣戦線】

先攻をとったので《超雷龍》を出そうとしたところ、《雷源龍》に《灰流うらら》を貰いました。ラッキーとは思いつつも、マリガンが弱くなったのでなしではないのかな?と思ったり。 ハンドリソースを投げ捨てて《天雷震龍》を出したのはどうせ次のターン出せる見込みがないからです。

盤面とリソースが心許ないので相手ターンにすぐマリガンしに行きます。 するとまた《灰流うらら》を投げてきて、「もったいない使い方するなぁ」と思いながら1枚しかマリガンできない事実に驚愕しました。 しかも墓地の雷族が枯れてしまう致命的なプレミ。 結果として《アクセスコード・トーカー》に蹂躙されてしまいます。

トップは《孤高除獣》で、これはわかりやすく《雷龍融合》のサーチ先は《雷獣龍》です。このターンの最優先事項は《アクセスコード・トーカー》の処理です。 2枚の伏せカードに気を配りながら慎重にプレイします。 一枚は《墓穴の指名者》とわかり、もう一枚は《鉄獣の抗戦》でした。 《セキュリティ・ドラゴン》が除外されてしまい、リンク2で《アクセスコード・トーカー》を処理できないかエクストラデッキを眺めましたが、無理でした。 そこで墓地と除外ゾーンを見るとまだ効果を使用していない雷鳥龍》が除外されているではありませんか。

さあサンダードラゴン検定2級レベルのスキルを実践してみましょう。

敢えてリンク召喚はせず、慎重に融合素材を吟味して《雷龍融合》《雷神龍特殊召喚します。 そして、そのままバトルフェイズへ入り、最初に《孤高除獣》を自爆特攻します。 《孤高除獣》が戦闘で破壊されたので雷鳥龍》を回収します。 次に3200の高打点で《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》を処理します。 もう少し状況が良ければ、《雷劫龍》による戦闘破壊が入って妨害を+1できたでしょう。

メインフェイズ2へ入り、先ほど回収した雷鳥龍》を発動し《雷神龍で《アクセスコード・トーカー》を処理します。 雷鳥龍》の効果で《天雷震龍》が場に戻り、盤石な盤面が完成しました。 長い間遊戯王をやっていなかったので《超雷龍》を出してから《墓穴の指名者》が次のターンまで効果を無効にすることを思い出しました(プチプレミ)。

相手にはまだ捲るチャンスはありましたが、ミスって《鉄獣戦線 ケラス》を出してしまったため、《雷神龍で撃ち落としてGGです。