2019年11月上旬の理論

丸3ヶ月何もやってないけど語り賢者になります。

簡潔に言うと、微妙に揺れてる所をはっきりさせるための思考の文字起こしです。

2019年11月の環境

 やってないので何もわかりません。流れてくる結果をぱーっと見ている感じでは【オルフェゴール】と【エンディミオン】が目立つなぁと思っていて、【サンダードラゴン】がメタから外れてやりやすそうだなあとは感じています。

《ドロール&ロックバード》《アーティファクト-ロンギヌス》が直撃し得ますが、リソース取る投げ方だと我慢する必要があるのでメタ外にそれらを投げられて負けるのは少ないと思います。

メインデッキ

誘惑3雷電3雷獣3雷源3雷鳥1雷劫2融合2孤高3黄金櫃1

の21枚は確定で、今回はここに《サンダー・ドラゴン》×3を追加します。【エンディミオン】がボード=リソースとなる場面が多く、それらを破壊するためです。

それに合わせて《雷龍融合》3枚目を追加し、さらなるパワーを求めて《強欲で貪欲な壺》を3枚追加します。

同じ土俵で戦うための《増殖するG》×3《灰流うらら》×2。トップワンチャン産むための《ハーピィの羽根箒》×1。

残りを《エフェクト・ヴェーラー》《幻創龍ファンタズメイ》《無限泡影》《原始生命態ニビル》等で埋めていくわけですが、今回は《エフェクト・ヴェーラー》×3《ファンタズメイ》×2《幽鬼うさぎ》×1《バージェストマ・ディノミスクス》×2にしました。

 

最初は増Gツッパワンキルに対抗するために《原始生命態ニビル》に1枠割いていましたが、弱いデッキにしか強くないのでやめました。

そもそも相手は《原始生命態ニビル》引かれないに賭けて突っ込んでくるので、その時点で既に駆け引きは終わっています。もしそれ引いて勝っても運が良かっただけでしょう。

要するに、デッキに入っているかどうかさえ知られていなければ実際の《原始生命態ニビル》の有無で駆け引きが変わることは無いという考えです。幸運な事にメインニビルが流行っているので《原始生命態ニビル》無しに賭けるのは合理的とは言えません。

《原始生命態ニビル》がない分を調整するために選択したのが《エフェクト・ヴェーラー》×3《幽鬼うさぎ》×1です。ぶっちゃけ《幽鬼うさぎ》は弱いですけど【エンディミオン】用サイチェンで止めるための誘発が欲しかったので。

 

以前も述べたように《幻創龍ファンタズメイ》抜きは【閃刀姫】に有利付かなくなるのであり得なくて、2枚なら効かない対面に引かないまま進められる可能性があると思って2枚です。

 

初めは《インスペクト・ボーダー》やその他置物に即対応できる《無限泡影》を採用していましたが、今は《墓穴の指名者》×3《抹殺の指名者》×3がトレンドで《墓穴の指名者》喰らわないという利点はもはや無いと思っていて、増Gツッパや《幻創龍ファンタズメイ》で引いても無意味ならば初めから置いて使う罠で良いということで《バージェストマ・ディノミスクス》に変えました。

別候補の《大捕り物》には無い利点としてスケールに触れられるというのがあり、《サーヴァント・オブ・エンディミオン》《エンプレス・オブ・エンディミオン》から捲られるのを防ぎます。ハンドコストは重いですが、《サンダー・ドラゴン》×3《雷龍融合》×3《強欲で貪欲な壺》×3のプランとは噛み合っていると感じます。

 

以上計42枚が現環境で私が選択するメインカードです。

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サイドボード

デッキ相性として【オルフェゴール】と【オルターガイスト】に1本目不利が付いていて、見ての通りミラーで腐るカードがメインに多いです。したがって、それらに対して逆スト狙えるようにサイドを作ります。

○《精神操作》×3

ミラーで間違いなく最強のカードです。置物の除去としても使えるので【エンディミオン】の後手プランとしてこのカードを活用します。

○γ・ドライバー計4枚

操作プランの相方です。妨害を破壊し、リンク数2伸ばせるのでワンキル制圧の選択肢が増えます。相手が妨害を出し渋っても《PSYフレームロード・Λ》の着地で見えているモンスターによる妨害は全て突破出来ます。

アーティファクト-ロンギヌス》や《ドロール&ロックバード》《増殖するG》《灰流うらら》を即打ちしなければならないような弱いデッキに対して入れると気持ちよく勝てるのでオススメです。

以前は「バレると弱いかな〜」と思ってましたが、バレても意味の分からないタイミングで《増殖するG》投げてくれたり《闇の誘惑》通ったりするので入れ得です。

○《システムダウン》×3

対【オルフェゴール】用超ブラックホールです。【オルフェゴール】の負け筋として『指命者連打』と『墓地リソース作ってからの《増殖するG》』が多いと感じたので《アーティファクト-ロンギヌス》の裏目に目を瞑っての選択です。《オルフェゴール・バベル》か《オルフェゴール・クリマクス》の素引きで通らなくなるので入れるなら3枚だと思います。(書いていて気づいたがサイク系も入れれば2枚でも良いのか?)

○《コズミック・サイクロン》×2

対【オルターガイスト】で最も信頼しているカードです。基本的に永続にチェーンして使います。Pデッキだけ考えるなら《ツイン・ツイスター》以外あり得ませんが、【オルターガイスト】に対して《ツイン・ツイスター》は《神の宣告》×3《やぶ蛇》×3《オルターガイスト・スプーフィング》×2《オルターガイスト・シルキタス》の回収と、とにかく裏目が多すぎます。

フィールド魔法を初動とするデッキに対しても確実に1:1以上の打撃を与えられるのが利点です。《大捕り物》が見えたミラーで使うこともあります。

○《幻創龍ファンタズメイ》×1

やはり【閃刀姫】に対して《幻創龍ファンタズメイ》2枚は心許無く、【オルフェゴール】に対して《システムダウン》を引きにいくプランを取れるので1枠使います。

○《ダイナレスラー・パンクラトプス》×1

弱いデッキには滅法強いですが、強いデッキの条件がこのカードに負けない事だと思うので評価低めです。小回りが効くのと【オルターガイスト】に対してどうしても単体打点が必要なため1枚だけ入れます。

 《キルドレイン》×2

エンディミオン】【オルフェゴール】の先攻を確実に取るための選択です。墓穴抹殺何枚あろうと関係ありません。ただ打点で殴ります。【HERO】とかも打点で潰せそうだなあとかなんとか。(ガルーダとか影依融合考えるなら勅命の方が良いのですかね?ガルーダはスケール張ってから開けばケアできますが…)

 

と、計16枚になってしまいました。これが今回の議題です。

解決策は2つ、何か1枚を削り構築に穴を空けるか、メインに移して43枚にするかです。

 実はこの構築自体既に穴があります。対【未界域】です。《ドロール&ロックバード》も《アーティファクト-ロンギヌス》も《無限泡影》も無いので好きなだけ回されてしまいます。

しかし向こうも《超雷龍》がキツく1本目に関してはおあいこです。残り1本ババ抜き続ければマッチ自体は勝てると思うので切るとしたらこの対面だと思います。

また、みんなが入れていれば勝手に《ドロール&ロックバード》で淘汰されていくと思うので、対面した上で負けたのならば運が無かった(相手の運が強かった)で良いと思います。

 

というように【未界域】を切ったわけですがこれ以上穴を空けて大丈夫でしょうか?少々不安です。

 メイン43枚案を考えてみましょう。移せる候補は《精神操作》《幻創龍ファンタズメイ》《ダイナレスナー・パンクラトプス》《コズミック・サイクロン》の4枚でしょう。

いずれも後手向けのカードであり先攻で浮くという議論は無意味です。

《精神操作》ならばミラーで強く出られます。腐る対面はいませんが強く使えるとは限りません。

《幻創龍ファンタズメイ》ならば【転生炎獣】【閃刀姫】に強く出られます。しかし浮く対面も多くマリガン目的としては過剰な気がします。

《ダイナレスラー・パンクラトプス》ならば小回りが利きます。《インスペクト・ボーダー》の突破から《大捕り物》《王宮の勅命》の解除まで器用に使えます。しかし、テンポが違うとはいえ《バージェストマ・ディノミスクス》でも似たような事が出来るので優先度は低いと思います。

コズミックサイクロン

 

お終い

追記(2019/12/5)

実際に【エンディミオン】が増えたのはLVP3以降の11月下旬頃だったので少々先取りしすぎた気がします。

【未界域】自体も《ドロール&ロックバード》が流行ってから明らかに数が減ったので、切る選択は正解だったと思います。