サンダードラゴンワンキル集

ワンキルする判断の基準や具体的な展開方法について紹介します。

vs【ドラゴンメイド】

《増殖するG》はマウスから手を放していたせいで使いそびれたんですが、相手は《灰流うらら》持ってたんで結果的に良いプレイになってしまいました。

【ドラゴンメイド】はよく知らないんですが、【電脳堺】にリソース勝ちできるレベルとは聞いていたので、「じっくり戦っていくかあ」と《天雷震龍》で殴ろうとしたら《原始生命態ニビル》が飛んできて、ワンキルが発生しました。

判断のポイント

相手の手札は2枚だけ確定していて、《雷龍融合》《雷劫龍》と召喚権があるのですぐに浮かぶキルルートがありますね。

《原始生命態ニビル》はもう使われていてワンキルを止められるカードは《屋敷わらし》くらいしかないのでワンキル実行です。

ワンキル展開

《超雷龍》+《雷神龍+《雷劫龍》=2600 + 3200 + 2800 = 8600

並べるだけです。

vs【恐竜】

《エフェクト・ヴェーラー》投げたら《究極伝導恐獣》だけが出できました。 手札は見えてませんが、たぶん《ベビケラサウルス》や《プチラノドン》が手札で腐ってます。

《超雷龍》《雷劫龍》を並べて殴ろうとしたところ、《究極伝導恐獣》の効果を使われたのでワンキルが発生しました。

判断のポイント

手札が何枚か腐っていると考えられるので、想定される妨害数は実際の手札の枚数よりも少ないです。

【恐竜】デッキはスロットがたくさんあるデッキではないので《原始生命態ニビル》はデッキに入っていて1枚、その一枚が残り2枚の手札にある可能性を捨てます。

その上で《灰流うらら》は使用済みで《増殖するG》はなかったので、ワンキルを実行します。

ワンキル展開

裏にされた《超雷龍》を使って《雷神龍を出します。

《雷神龍の効果で《究極伝導恐獣》を破壊しに行きますが、《幻創のミセラサウルス》をケアしてバトルフェイズに破壊するべきでした。

《雷龍融合》を使って2体目の《雷神龍を出して、裏側にされた《雷劫龍》《超雷龍》に変えてフィニッシュです。

《超雷龍》+《雷神龍+ 《雷神龍= 2600 + 3200 + 3200 = 9000

私の場合、このように《雷神龍を2体並べるときはキルするときだけなのでエクストラデッキ《雷神龍は2枚に抑えて枠を一つ多く確保しています。

vs【リゾネーター】

またマウスから手を放していたせいで《灰流うらら》を使いそびれて、《スカーレット・スーパーノヴァ・ドラゴン》が出てきてしまいました。

何もしなければ負けるので運命を右手に託して《闇の誘惑》を発動します。 すると相手が《灰流うらら》を使いますが、《闇の誘惑》にターン1はついてないので再び《闇の誘惑》を発動します。

「ドロー!」

思いがデッキに届いて《雷獣龍》が捲れました。 そのまま除外して効果を発動すると《スカーレット・スーパーノヴァ・ドラゴン》が消えてくれたのでワンキルが発生しました。

判断のポイント

ターンを返しても破壊耐性持ちの6000打点が返ってきて勝てないので、あらゆる妨害を無視して突っ込みます。

ワンキル展開

トップで引いた《エフェクト・ヴェーラー》を召喚して、《水晶機巧-ハリファイバー》を特殊召喚し、《エフェクト・ヴェーラー》を特殊召喚します。

そのまま《神聖魔皇后セレーネ》に繋げて《アクセスコード・トーカー》をリンク召喚します。

《雷劫龍》を添えてワンキルです。

《雷劫龍》+ 《アクセスコード・トーカー》= 2800 + 5300 = 8100

このように《水晶機巧-ハリファイバー》を入れておくとキルラインがぐっと下がります。 多くの負け試合が勝ちに変わるので私のおすすめ構築です。 この時使っていたレシピを紹介します。

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vs事故

《強欲で貪欲な壺》を発動すると《灰流うらら》されたので《PSYフレームギア・γ》でしばきます。 《強欲で貪欲な壺》で雷鳥龍》が飛んでしまったので《超雷龍》を出そうとするとリソースが飛んでしまうことから《PSYフレームギア・γ》《灰流うらら》《バージェストマ・ディノミスクス》の3妨害で返そうとしますが、《PSYフレームロード・Λ》に《無限泡影》を食らって2妨害になってしまいました。ちなみにですが、相手から見ると1伏せが《雷龍融合》に見えているので、《ハーピィの羽根箒》は結構打ちづらいです。

相手は1伏せで即エンドですが、《無限泡影》が見えたのでこの事故り方は《灰流うらら》とか《原始生命態ニビル》とか引いてるパターンの事故です。

判断のポイント

【サンダードラゴン】のワンキルは特殊なカードを使わなければ止められないのでワンキル実行です。

ワンキル展開

主に《灰流うらら》《増殖するG》《原始生命態ニビル》をケアしながらワンキルします。

まず《増殖するG》ケアで《雷劫龍》特殊召喚します。 次に《雷電龍》で《灰流うらら》をチェックしますが、相手は持っていないようです。

《トロイメア・ユニコーン》で伏せを剥がすために《サンダー・ドラゴン》で手札コストを確保します。 ここで《墓穴の指名者》を開かれてもワンキルが成立します。

《トロイメア・ユニコーン》で伏せを触ると《抹殺の指名者》で《抹殺の指名者》を指名されますが、これは完全に《原始生命態ニビル》を持ってるときの使い方ですね。 まあ【サンダードラゴン】は特殊召喚4回以内でワンキルに届くので関係ありませんが。

《雷源龍》をセットして《原始生命態ニビル》カウントを節約しながら《超雷龍》を出します。 最後に《雷龍融合》を発動して《屋敷わらし》がなければワンキルです。 ちなみにここが最初で最後のチェーンに乗る特殊召喚です。

《超雷龍》《雷神龍+《トロイメア・ユニコーン》=2600 + 3200 + 2200 = 8000

vs【ドラゴンメイド】

《増殖するG》を何としても通したいので、指名されるために《灰流うらら》を《ドラゴンメイド・チェイム》に投げます。 通ってしまったので、《ドラゴンメイドのお心づくし》にお祈り《増殖するG》を投げると通りました。

しかしながら、上から三枚捲ってもまあこれが【サンダードラゴン】の現実です。 《天球の聖刻印》は表側のカードがないと効果を発動できないので、ブラフも混ぜてガバ伏せします。 事故っても3妨害あるのがこの手のデッキの良いところで、ここからの勝敗はプレイング次第です。

相手もだいぶ事故っているようでそのままターンが返ってきます。

こちらのトップは『サンダー・ドラゴン-エンゲージ』こと《闇の誘惑》。 《雷獣龍》の効果に《増殖するG》を使われますが、天球Gに突っ込むのは無謀だし、5妨害あって突っ込む必要もないので雷鳥龍》を出してターンエンドです。 相手はシビレを切らして《天球の聖刻印》の効果を使いますが、《増殖するG》が通ったとはいえ《灰流うらら》《墓穴の指名者》の裏目が怖いですよね。 これのせいで次のターンワンキルされているのでやっぱりプレミだと思います。 メイドが2体並ぶとまあまあ妨害に耐性ができてしまうので《ドラゴンメイド・ナサリー》に《無限泡影》を使います。

相手はまだ事故っているようで、《ドラゴンメイド・ナサリー》を《幽鬼うさぎ》撃ち落としたらそのままターンが返ってきました。

トップが《孤高除獣》で、雷鳥龍》を使うと《増殖するG》が飛んできますが、がら空きなんでワンキルですね。

判断のポイント

最小のリスクの動きがそのままワンキルの動きになっています。

ワンキル展開

雷鳥龍》《雷獣龍》特殊召喚(+2400)。

《雷源龍》《超雷龍》に変換(+2600)。

残り3000を削るために《雷龍融合》を使いたいので《孤高除獣》で手札の《雷源龍》を除外します。

《雷龍融合》で4回目の特殊召喚をしてワンキル成立です。

《超雷龍》《雷神龍《雷獣龍》= 2600 + 3200 + 2400 = 8200

ワンキルに失敗しても《超雷龍》+手札誘発3枚+墓地に《雷龍融合》でいい勝負になるでしょう。

なんだかんだ《増殖するG》を打たれても勝てるから【サンダードラゴン】を使ってます。

この時の構築は【成金ゴブリン型サンダードラゴン(成金なし)】で、レシピは次の通りです。 f:id:nnt339:20220221015003p:plain

URが足りなくて《成金ゴブリン》が作れません。

過去のリプレイ動画の中にもワンキルがありそうですが、発掘するのが大変なのでまた後日ということで。

「こいつ《闇の誘惑》で当てすぎだろ」と思うかもしれませんが、孤高の除獣(サンダードラゴン)でも述べたように、このデッキの最強カードは《闇の誘惑》なので、奇跡の逆転劇を残そうとするとほとんどこのカードが絡んできます。

《強欲で貪欲な壺》と《闇の誘惑》でドローにすべてを託しましょう。

そもそも私がこのデッキを選択する理由はマッチレベルで強いからです。 強いデッキはだいたいメインギミックと結びついたドローソースがあります。

  • 【征竜】の《七星の宝刀》、【青眼征竜】の《トレード・イン》
  • 【シャドール】の《シャドール・ビースト》
  • 【影霊依】の《ヴァルキュルスの影霊依》
  • 【EMEm】の《EMリザードロー》
  • 《ABC-ドラゴン・バスター》と同時期に発売された《強欲で貪欲な壺》
  • 【真竜】の《真竜の継承》《真竜凰の使徒
  • 【魔術師】の《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》
  • 【閃刀姫】の《閃刀起動-エンゲージ》

これらのデッキを使うとわかるのですが、サイチェン後のサイドカードを引きこむ可能性が目に見えて違います。

【サンダードラゴン】は雷鳥龍》に加えて《闇の誘惑》《強欲で貪欲な壺》とあるため、その中でもとりわけサイドカードで戦えるデッキです。 したがって、マッチで×〇〇を狙うようなデッキなのですが、なぜシングル戦のマスターデュエルで人気があるのか、少し不思議です。

OCGにおいても【サンダードラゴン】は現在Tier1ではないため、メタ外から一方的にメタることができます。マスターデュエルで復帰してBO1に辟易したら、【サンダードラゴン】のドローを生かすようなサイドデッキを構築をしてマッチデュエルをやってみてください。